パーキンソン病と腸内細菌の関係

高砂市 鍼灸院 腰 肩

両儀鍼灸院のとがわです。

パーキンソン病は脳の異常でドーパミンが体内にいきわたらなくなる病気です。

ふるえ、突進歩行、筋強剛、低血圧などがおきます。

そのパーキンソン病が腸内環境に一定の変化がみられることがわかったそうです。

「名古屋大学大学院医学系研究科神経遺伝情報学の大野欽司教授、医学系研究科医療技術学専攻病態解析学の平山正昭准教授、神経内科学の勝野雅央教授、博士課程大学院生の西脇寛、岩手医科大学脳神経内科・老年科の前田哲也教授、岡山脳神経内科クリニックの柏原健一院長、福岡大学医学部脳神経内科の坪井義夫教授らの研究グループは、日本・アメリカ・フィンランド・ロシア・ドイツのパーキンソン病患者の腸内細菌叢*1のメタ解析を行い、ムチン*2分解菌であるAkkermansiaが共通して増加し、短鎖脂肪酸*3産生菌であるFaecalibacteriumRoseburiaが減少していることを明らかにしました。(https://www.amed.go.jp/news/seika/kenkyu/20200714.html)」

ということです。

腸の表面のバリアが薄くなり、その結果αシヌクレインという物質が腸内に凝集され、上行して脳内(中脳黒質)に侵入したということみたいです。

このはなしを一般レベルでどう役立てるかというと、

腸内環境はよくするに越したことはない。

ということになるかとおもわれます。

食物繊維をとりましょう。

食物繊維とそれをほとんど含まないものとのちがいは、腸内環境つまり腸内細菌を人間の味方にできるかどうかです。

(人間にとって良い)腸内細菌を味方にできると、腸にバリアをはってくれて、腸から不適切なものが侵入するのを防いでくれます(バイオバリア)。

それが、カラダの炎症をおさえ、脳の老化まで遅らせてくれることになります。

そのあたりのおはなしは当院においでくださればたくさんできますよ。

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