両儀鍼灸院のとがわです。

牛乳に含まれる乳糖を分解できないヒトは、ラクターゼという乳糖分解酵素がないヒトです。

珍しいわけではなく、日本人ならほとんどそうです。

牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする。

そんなヒトと普通のヒトがそんなに違わないということです。

それで牛乳を飲んでも栄養成分のうち乳糖は消化されません。

消化されなかった乳糖は、腸内細菌のえさになります。

すなわち乳糖をえさとするビフィズス菌の濃縮化と、炎症の原因となるプレボテラ属細菌の減少に寄与します。

さらにインドールプロピオン酸が増加し、腸のバリア機能を向上させます。

そして、2型糖尿病患者の血糖値上昇を抑える効果が潜在的に認められたということです。https://www.nature.com/articles/s42255-023-00961-1

牛乳に弱いヒトでも、毎朝コップ一杯(乳糖12グラム)くらいならなんとかなりそうです。

牛乳習慣、いかがでしょうか。

おなかの調子も副交感神経の働きと関係あります。

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それでは、また。