両儀鍼灸院のとがわです。今年もよろしくおねがいいたします。
痛み止めを摂取すると、他人の痛みへの共感もとめてしまうというおはなしです。(https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.1511269112)
脳において痛みを感じる部分と他人の痛みに共感する部分がほぼ同じことからくるものだそうです。
世の中に痛み止めを摂取する方はたくさんおられるでしょうが、他人の痛みは「他人事」になってしまい、世の中全体の「痛み共感度」が下がってしまいます。
経験から考えて、わが身のつらいときに、他人に配慮できなくなるのは当然ですが、くすりを摂取したらしたで、共感力が落ちることになるのです。
これってどうしようもないですね。
みなさんは、世の中がつらさに共感してくれないことを前提に行動することがいいかもしれません。
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それでは、また。